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南関東競馬虎の巻
大井競馬場は距離ごとの枠番別成績に特徴がある!
他に面白い傾向があったのは1400mと1500mね。この2コースはそれぞれ馬場状態が良だったレースに限ると、「5枠」から内の成績が良くて、「6枠」から外がいまひとつだったの。
ちなみに、稍重、重、不良だったレースの枠番別成績にこれといった傾向がない点も同じ。1400mは外回り、1500mは内回りで、コース形態はまったく違うんだけど、スタートから最初のコーナーまでの距離が短いことが影響しているかもしれないわね。
もうひとつ紹介しておきたいのが、ビッグレースの舞台になることも多い1600mと2000mに共通するポイント。この2コースは、馬場状態を問わず「8枠」の成績が良かったわ。
大井1600mの枠番別成績 馬場状態:良
大井2000mの枠番別成績 馬場状態:良
2015年度の重賞戦線を振り返ってみると、特に2000mのビッグレースで「8枠」勢がよく上位争いに食い込んでいたわね。2015年11月03日のJBCクラシックを勝ったのは「8枠」のコパノリッキーだったし、2015年07月08日のジャパンダートダービーでは単勝6番人気のラッキープリンスが3着に、2015年06月03日の東京ダービーでも単勝6番人気のパーティメーカーが2着に入ったわ。2016年度の重賞でもぜひ注目してみてください。
● オークス先生のココをCheck!
・基本的に枠順別成績の偏りは小さい
・1400mや1500mは良だと1~5枠が中心
・1600mや2000mの大レースは8枠に注目